PleskのAdvancedMonitoringの対応を行いました。

突如として、Plesk搭載サーバーのステータス確認ができるAdvancedMonitoringが作動しないという問題が各Plesk搭載サーバーで発生いたしました。

通常可動であれば、CPUの使用率やロードアベレージ、メモリの使用量、各サーバー(WEBサーバーやメールサーバー)でのリソース使用量などをグラフ化してそれを視認できるツールです。
日々の稼働監視に最適なツールとなっており、リソースに閾値を設定することで、メールで異常検知を送ったりもできて、初歩的なサーバー監視ツールとして広く使われるものです。
よほど厳格な監視をしなければいけないサーバーではない限り、一般のWeb、メールサーバー用途であればこれで十分ことが足ります。

そんなAdvancedMonitoringが見えなくなってしまう事象が発生しました。

最初のうちは当社のサーバーだけおかしくなったように見えていたのですが、お客様のサーバーも時間経過とともに徐々に見れないマシンが増えていきました。
これの事象はどう見てもPleskアップデートの影響で発生しているように見えるのですが、文献もなく、似た事象も過去に起きたことがないことがわかりました。

アップデートが原因としたのであれば少なくともAdvancedMonitoringのパッケージだけでも1つ前に戻すことができれば戻るのではないかという予測からダウングレードという形で1個前のバージョンに戻してみたところ問題なく表示されるようになりました。

その直後に、Plesk公式リリースからも一旦ダウングレードして対応してくれというリリースが出ました。
ちょっとしたエラーか何かでグラフの描画ができていないようですね。
一旦はオールドバージョンで稼働させておいて、次のリリースが出るまで待とうと思います。