USTREAM生配信

先般行われた、TAKAOKA☆ダンスストリートにて、USTREAM生中継を行いました。

今回は、急な話だったことと、機材準備ができていないままの配信でした。
しかしなんとかうまくいきました。
案内もなしに(当日MCから2度ほど案内してもらっただけ)配信したわけですが、延べ視聴者数60人、同時視聴者数最大6人とNone告知にしては上々の出来でした。
次年度以降のイベントの際に検討に値する数字だったと思います。

祭りや大会などのイベントに最適

USTREAM生中継を行う際に、どのようなものに適しているのか考えてみました。

まず一つはお祭りや今回のダンス大会のような野外でのイベントに最適です。
極論ま突き詰めると、カメラと、ネット環境さえあればいつでもどこでも生中継できます。
今回、新しくなった高岡駅curunでの生中継で、ほぼ野外と言える状況でした。
駅ということでフリースポットもたくさんありましたが、今回それは使わず、iPhoneのLTE回線をデザリングして利用しました。
途中でトラフィック超過となり3Gになったようでしたが特に問題もなかったです。

スタジオ配信もばっちり

撮影スタジオのような環境での配信はクオリティの高い生中継が行えます。
昨今、日本のネット環境はある首相が推進したからか、過剰トラフィックと言ってもいいくらいに各家庭に回線が来ています。
光回線も、普通の利用者が使い道に困るくらいの高速です。
一般的な光回線で十分な生中継配信が可能です。
6畳ほどのスペースがあれば十分なスタジオを作ることができます。
よくある会議用長机に、白布を貼り、マイクやWEBカメラを設置すればすぐにでも配信できるような状態になります。
ミキサーセットなどを買うと、一通りついてきますので、一つ準備するだけで十分なスタジオと化します。

ライトは準備しておきたい。

今回ダンスストリートを生中継するにあたり悩みに悩んだのですが、今からではどうにもならないと判断したことは光源問題でした。
日中の配信なのでスポットライトはいらないだろうと、軽く考えていたが、そうではなく、逆光になってしまっていました。
常に光が差し込み、後光を浴びているような状態になってしまい、どうにもなりませんでした。

できれば正面から撮影用スポットライトを当てて逆光ではない状態にしたかったが、その時点でそういっていても手遅れであると判断しましたので、そのまま配信せざるを得ませんでした。

撮影用ライトも決して高いものでなくてもいい。

当社も1万円で2脚、1脚に4灯ついているなんの変哲もないスポットライトを持っているが、明るすぎるということがあっても、暗いということはありません。いつも4灯のうち2灯にして撮影しています。
2脚というのは結構大きく、ちょっと当て方を変えるだけで良くも悪くも映るのです。ぜひ2脚以上のお買い求めをお奨めします。また、突然の球切れもありますので、電球の予備も購入しておかれることをお奨めしておきます。

入門編として、一つ購入しておくことで十分な効果を発揮するでしょう。

背景は白と青、黒があるとベター

スタジオを作る際は背景にも気を使わなければいけないものです。
もっともいいのは背景用の布(もしくは紙)を準備しておくことです。どんなシチュエーションでも最悪べた背景でごまかせます。
それがあれば特に難しく考える必要もなくなり、普通に白背景で撮影してしまえばどんなものでも違和感はありません。

これで十分だが、定期的に配信することが決まっていたりする場合、本格的な番組のような大道具を準備してもいいかもしれませんね。
例えばアパレル関係の生中継で、ファッションショー的な要素を含んだような番組を定期的に半身するのなら、そのジャンルにあった背景を準備することもあります。
室内を屋外のように見せるようなレンガが埋め込まれた背景や、木造住宅の壁のようなテクスチャ背景が販売されていたりします。

そこまでやる必要があるのか?

まだまだ日本では浸透率が低く、この種の質問が多く寄せられるのは事実です。
そこまで準備してまでやることなのか?と問われることが多いのです。

まず一つにイベントごとの生中継は絶大な効果があります。
youtubeに代表されるような録画番組の投稿でも同じことはできるが、録画と生中継に大きな違いがあるのです。
録画配信であれば撮影した人であればだれでも配信できるのだ。祭りの動画配信などはそういうものです。
しかし、生中継となると、誰しもが簡単にできるものでもないので、そこに価値があると考えることができます。
例えば子供の運動会を想像してみてください。
親は子供を連れて見に行くでしょうが、遠く離れた祖父母は運動会のためだけに新幹線に乗ってこれるのか。。。というと、あまりそうではないわけです。
しかし、親が撮影した動画をDVDなどにしてもらって送ってもらうにしても時間がかかるわけです。
そんな時、インターネットで生中継してくれれば。。。
そう考えることができます。
例えば、祭りを想像してください。
京都の祇園でも、東京の三社祭でも、毎年毎年簡単に行けるものでもないでしょう。
しかし、見たい。今やっているのを見たい。お祭りのようなものはライブであることが重要だったりします。
そんな時、インターネットで生中継していれば。。。
というものです。

もう一つ、有効に使えるジャンルは【議会】です。
NHKでは、国会生中継を行っていますが、すべてをケアできているわけではありません。
県議会・市議会に至ってはもちろんオープンではありますが、どこかチャンネルをひねったら必ずやっているというものでもありません。
なので、見られるかどうかもわからないですが、ネットで生中継というのは結構重要ではないかと思います。

カメラはWEBカメラメインと、身動きがとりやすいハイディカムがあればベスト

まず、WEB配信ですから、WEBカメラで十分おつりがあります。

これなど、かなりの品質(HD画質)ですし、そのくせ5000円を切ります。
2~3台購入し、3脚に設置できるねじ穴もありますから、3方向からの定点カメラとして設置、ハンディを自由に拡大縮小パン・チルトさせながら動きを出せば、本当の番組のように動きのあるダイナミックな番組にできます。

三脚は、WEBカメラ用は安物で十分です。高さ調整さえできれば何の問題もありません。

ハンディカメラも、品質的には安いもので十分です。

カメラ機材は多くて損をすることはありませんので、資金的に余裕があるのであれば複数台準備しておくことでバックアップ(壊れたり、急なトラブル時の対応)的にも楽になります。

USTREAM中継用機器LiveShellは1代準備しておきたいところ

スタジオ配信ではあまり使うこともないだろうが、祭りのように、移動しながら実行される祭りの場合、パソコンを持ち歩いて生中継は結構難しいものがある。
そんな時、LiveShellという機器を持っていると、ネットさえつながればとりあえず生中継ができる。
なので、録画しながら生中継を行い、のちに、配信した結果として動画データを過去の配信として送ることで、さしあたり生中継と、編集後の録画中継が行える。

また、本格的なTV局レベルの機材も必要なく、家庭のビデオカメラ程度で十分な品質です。
ディティールまできれいに映したいものではないのであればインターネット生中継は本当にお勧めできます。

まとめ

USTREAMなど、インターネット生中継は決してレベルは高くなく、カメラ機材1台とネットさえあれば配信は簡単です。
本格的な番組を編成するにあたり、今回は記事を興しました。
重要なのは

  • ネット環境
  • カメラ機材(複数台で廻せるように)
  • 見え方(背景や光源、三脚にカメラを置いてぶれがない、ミキサーで切り替えが簡単に)

といったところです。
動いているほうがわかりやすい商品の紹介、プロモーションなど、生中継じゃなくとも、機材は必要です。
どのみち必要なら、生中継ならではの面白い番組を作ることで、またその商品のプロモーション活動につながるのではないでしょうか。

商品プロモーションや、野外イベントの生中継。一度お試しください!

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